河出書房新社
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776件中 101~120件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
外国文学
心経
閻 連科 著 飯塚 容 訳
五大宗教研修センターで学ぶ純真無垢な若い尼僧が、恋やお金に翻弄されながら世の真実を知る。老子や菩薩も登場するまったく新しい宗教小説。ノーベル賞候補と目される発禁作家の新境地。
定価3,960円(本体3,600円)
○在庫あり
土にまみれた旗
ウィリアム・フォークナー 著 諏訪部 浩一 訳
「サートリス家の人間が、他の人みたいに普通の死に方をしたなんて話、聞いたためしがあるかい?」あらゆる者が苛烈に生き滅びゆく、20世紀最大の物語のはじまりの書にして記念碑的大作が、初の邦訳。
定価5,390円(本体4,900円)
蛇の言葉を話した男
アンドルス・キヴィラフク 著 関口 涼子 訳
これがどんな本かって? トールキン、ベケット、M.トウェイン、宮崎駿が世界の終わりに一緒に酒を呑みながら最後の焚き火を囲んで語ってる、そんな話さ。エストニア発壮大なファンタジー。
真訳シェイクスピア四大悲劇 ハムレット・オセロー・リア王・マクベス
ウィリアム・シェイクスピア 著 石井 美樹子 訳
イギリス史、文化への深い理解と資料を駆使して、シェイクスピア作品の背景にある史実や風俗を読み解き、その真の意図に迫る、初の歴史研究者による新訳!
定価5,060円(本体4,600円)
△3週間~
エルサレム
ゴンサロ・M・タヴァレス 著 木下 眞穂 訳
5月の真夜中、死病を抱えたミリアは痛みから外へ駆け出した。ときを同じくして、狂気と焦燥に駆られた男女が通りをさまよう……。現代ポルトガルの最重要作家による圧倒的代表作。
定価3,245円(本体2,950円)
×品切・重版未定
シブヤで目覚めて
アンナ・ツィマ 著 阿部 賢一/須藤 輝彦 訳
チェコで日本文学を学ぶヤナは、謎の日本人作家の研究に夢中。一方その頃ヤナの「分身」は渋谷をさまよい歩いていて──。プラハと東京が重なり合う、新世代幻想ジャパネスク小説!
定価2,970円(本体2,700円)
祖国 上
フェルナンド・アラムブル 著 木村 裕美 訳
夫を殺したのは親友の息子なの? ごく普通の二つの家族が「愛国心」のもとに引き裂かれ大きな波紋を描く壮大なドラマ。バスクを舞台に世界を揺るがしたスペイン文学。大ベストセラー!
定価3,300円(本体3,000円)
祖国 下
定価3,630円(本体3,300円)
星の時
クラリッセ・リスペクトル 著 福嶋 伸洋 訳
地方からリオのスラム街にやってきた、コーラとホットドッグが好きなタイピストは、自分が不幸であることを知らなかった――。「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」による、ある女への大いなる祈りの物語。
定価2,695円(本体2,450円)
アニマ
ワジディ・ムアワッド 著 大島 ゆい 訳
世界的に活躍する劇作家の代表的小説。妻を殺された主人公は犯人を追って先住民居留地へ。幾十もの生き物に見守られたその旅路はまたレバノンでの幼少期の戦争と虐殺の記憶へ向かっていた。
定価4,290円(本体3,900円)
ミシンの見る夢
ビアンカ・ピッツォルノ 著 中山 エツコ 訳
19世紀末の身寄りのない日雇いのお針子の少女が、仕事を通して各家庭の様々な秘密を共有したり難題を乗り越え、成長していく。イタリアでベストセラー、ページをめくる手がとまらない!
モダンラブ さまざまな愛のかたち ニューヨーク・タイムズ掲載の本当にあった21の物語
ダニエル・ジョーンズ 編 桑原 洋子 訳
さまざまな書き手によるリアルな物語。結婚生活のすれ違い、養子との関係、LGBT、永遠の別れ、新たな出会い……。男女の間だけではない、いわゆる「愛」のかたちは驚くほど多様だ!
定価1,980円(本体1,800円)
丸い地球のどこかの曲がり角で
ローレン・グロフ 著 光野 多惠子 訳
爬虫類学者の父と、本屋を営んだ母。かつて暮らした家には蛇が住み着いていた。幽霊、粘菌、オオカミ、ハリケーン……自然との境界で浮かびあがる人間の意味を物語性豊かに描く11の短篇。
サハリン島
エドゥアルド・ヴェルキン 著 北川 和美/毛利 公美 訳
北朝鮮発の核戦争後、先進国で唯一残った日本は鎖国を開始。帝大の未来学者シレーニは人肉食や死体売買が蔓延するサハリン島に潜入する。この10年で最高のロシアSFとされる衝撃の傑作。
定価4,180円(本体3,800円)
ミルクマン
アンナ・バーンズ 著 栩木 玲子 訳
謎の牛乳配達人はテロリストなのか。国家独立をめぐるテロと性的抑圧を生きる18歳女性の不安と絶望を描いた傑作長篇。世界30か国以上で翻訳されたベストセラー。ブッカー賞受賞。
定価3,740円(本体3,400円)
自由をよぶひと シンデレラ
レベッカ・ソルニット 著 渡辺 葉 訳 渡辺 由佳里 解説訳 アーサー・ラッカム 挿画
いちばん素敵で、自由な姿になれるように──世界中で知られる民話が、現代の寓話に生まれ変わる。ラッカムの魅力的なイラストとともに贈る、すべての人の「変容」をめぐる魅惑の物語絵本。
定価2,200円(本体2,000円)
レモン
クォン・ヨソン 著 橋本 智保 訳
2002年、国中が日韓ワールドカップに湧くなか美貌の女子高生が殺された。犯人は捕まらぬまま、残された者たちの人生は静かに壊れていく。悲劇のあとを彷徨う魂の、痛みと祈りの物語。
定価1,870円(本体1,700円)
アヒル命名会議
イ・ラン 著 斎藤 真理子 訳
神「お前、なんで生きとる?そんなことで次の天地創造までやっていけると思うのか?」――仕事、友だち、家族、恋人、性別、神様…新時代の自由を拓く稀代のアーティスト、待望の初小説集。後藤正文氏推薦
洪水
フィリップ・フォレスト 著 澤田 直/小黒 昌文 訳
百年前の洪水、第二次大戦、母と娘の死、秘密裡に猛威を振るう「伝染病」……破局の徴に満ちたパリを舞台に、火事の夜に出会ったピアニストと恋に落ちる主人公が綴る美しき消失の物語。
定価3,575円(本体3,250円)
マリーナの三十番目の恋
ウラジーミル・ソローキン 著 松下 隆志 翻訳
旧ソ連モスクワ。退廃的な日々を送る反体制レズビアン音楽教師マリーナが、30番目の恋によって模範工員となる。破格の文体と過激な描写で高く評価される、『青い脂』と並ぶ初期代表作。
定価3,520円(本体3,200円)