河出新書『一日一考 日本の政治』の刊行を記念して、政治学者・原武史氏と、作家・高橋源一郎氏の対談イベントを行います。
作家、政治家、天皇から無名の市井の人びとまでの言葉を引きながらいまの政治を考える本書について、その引用した文章の魅力、選び方、日付の決め方などから、埋もれた名文を今読み直す価値や楽しさまで、お話しいただきます。
かつてお二人は、明治学院大学国際学部で同僚でもありました。
2021年の今、『一日一考 日本の政治』を通して、この国を考える対談、どうぞお楽しみください。
日時:8月17日(火)19時30分から
(終了後、1週間、アーカイブ配信がございます)
イベントの詳細・ご予約は、ジュンク堂書店池袋本店のHPをご覧ください。
https://online.maruzenjunkudo.co.jp/collections/j70019-210817
登壇者プロフィール
原武史(はら・たけし)
1962年生まれ。放送大学教授、明治学院大学名誉教授。専門は日本政治思想史。東京大学大学院博士課程中退。著書に『地形の思想史』『「線」の思考』『平成の終焉』『皇后考』『昭和天皇』(司馬遼太郎賞)『滝山コミューン一九七四』(講談社ノンフィクション賞)『大正天皇』(毎日出版文化賞)『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞)ほか。
高橋源一郎(たかはし・げんいちろう)
1951年生まれ。明治学院大学名誉教授。81年『さようなら、ギャングたち』で群像新人賞長編小説賞を受賞しデビュー。2002年に『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、12年『さよならクリストファーロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞。著書に『一億三千万人のための小説教室』(岩波新書)、『ぼくらの民主主義なんだぜ』『楽しい知識』(朝日新書)、『一億三千万人のための「論語」教室』(河出新書)ほか多数。