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お知らせ: 2022年9月の記事一覧

スクリーンショット 2022-05-23 11.17.52.pngのサムネール画像編集部 正社員の募集を行います。業務内容等下記ご覧いただき、奮ってご応募ください。


業務内容:
編集業務 書籍(ノンフィクション、新書、サイエンス、人文・歴史、文芸書、実用書、翻訳書等)
応募資格:
編集経験2年以上、即戦力として働ける方
雇用形態:
正社員
勤 務 地:
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2
勤務時間:
9:30~17:30(10:00~18:00・10:30~18:30の勤務も可)
給  与:
当社規定による
昇給・賞与:
昇給 年1回、賞与 年2回
諸 手 当:
住宅手当、家族手当、交通費全額支給、昼食費補助制度あり
休日休暇:
土曜・日曜・祝日、年次有給休暇、5月1日、夏季休暇、年末年始休暇、慶弔休暇 他
福利厚生:
社会保険完備、保養所あり、リフレッシュ休暇制度あり
応募方法:
下記書類3点をご郵送下さい。
  A.自筆履歴書(A4見開きA3判・写真貼付・メールアドレス必須)
  B職務経歴書(これまでに手掛けた企画と内容詳細)
  C.入社後に手掛けたい書籍の企画書3本
応募先:
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2
(株)河出書房新社「編集経験者募集係」 宛に郵送
応募締切:
2022年9月20日(火)※当日消印有効
選考:
書類選考のうえ、10月上旬に応募者全員へ結果を通知。
通過者は10月11日(火)に面接予定。
採用の流れ:
書類選考

面接(3回)

採用
※応募書類は必ず郵送して下さい。当社への直接持参は受け付けできません。
※応募書類は返却いたしませんのでご了承下さい。


詳細はこちら。

柳美⾥さんバークレー⽇本賞受賞!.jpg

数年に1度、受賞者が発表される「バークレー⽇本賞」(Berkeley Japan Prize)。その第5回受賞者に柳美⾥(ゆう・ みり)さんが選ばれました。
バークレー⽇本賞は、カリフォルニア⼤学バークレー 校(アメリカ)の⽇本研究センターが主催する個⼈を対象とした賞で、過去には世界的に活躍する村上春樹さんや宮崎駿さん、坂本⿓⼀さん、梶⽥隆章さんが受賞。同校での授賞式は9⽉30⽇(⾦)午後(現地時間・⽇本時間10⽉1⽇午 前)開催。柳美⾥さんは現地会場で参加し、授賞式のほか受賞スピーチなども⾏われる予定です。

「バークレー⽇本賞」とは
カリフォルニア⼤学バークレー校⽇本研究センター主催による、⽣涯を通して世界における⽇本の理解に重要な貢献を⾏った⼈物に贈呈される賞です。この賞は、⽇本研究センター設⽴50周年を記念して2008年に創設され、数年に1回の頻度で授賞が⾏われています。これまでの受賞者は、作家の村上春樹さん(2008年)、映画監督の宮崎駿さん(2009年)、⾳楽家の坂本⿓⼀さん(2013年)、物理学者・ノーベル賞受賞者の梶⽥隆章さん(2017年)。この度の柳美⾥さんの授賞で5⼈⽬(第5回)となります。

柳美里さんの著作はこちら!
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2022年のアジア、アフリカ、ラテンアメリカ、アラブ世界の女性作家の作品に贈呈されるドイツの文学賞、リベラトゥール賞(LiBeraturpreis)が9月6日(現地時間/日本時間7日未明)に発表され、若竹千佐子著『おらおらでひとりいぐも』(河出書房新社刊)のドイツ語版『Jeder geht für sich allein』(ユルゲン・シュタルフ訳)が受賞をしました。

今年のリベラトゥール賞候補作は、日本からは『おらおらでひとりいぐも』のほか、伊藤比呂美『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』や川上未映子『ヘヴン』の3作品、ほかナイジェリア、中国、チリ、イスラエル、ハイチ、アルゼンチンなどから全13作品がノミネート。そして最終候補作は、日本の3作品を含む全7作品がノミネートされていました。日本作品の受賞は本賞創設以来、初の快挙です。著者の若竹千佐子さんには今年開催(10月19〜23日)のフランクフルトブックフェアで、本賞と賞金3,000ユーロが授与されます。なお『おらおらでひとりいぐも』は、ドイツ語版含め現在5つの国と地域で刊行されているほか、3つの国で刊行準備中です。

【​​リベラトゥール賞とは】
リベラトゥール賞は、前年にドイツで翻訳出版されたアジア、アフリカ、ラテンアメリカ、アラブ世界の女性作家による作品を対象とした文学賞。毎年、これら国々の女性作家によるすべての翻訳作品が自動的にエントリーされ、候補作(ロングリスト)発表ののち最終候補作(ショートリスト)を発表、そして受賞一作品が発表される。
リベラトゥール賞受賞者の多くは、受賞作のみにとどまらず他の作品も多数の言語に翻訳され、ブッカー賞(イギリス)やオレンジ賞(イギリス/現在の名称は「女性小説賞」)、ニュー・アカデミー賞(スウェーデン)などの世界有数の文学賞を受賞、または最終候補に選ばれるなど、国際的に高く評価されている。

若竹千佐子さん受賞コメント
リベラトゥール賞受賞にあたって
ドイツの名誉ある文学賞を戴けること、光栄です。片隅に生きる平凡な老年の女のひとり語りが外国の人たちにも届いた。私一人の力だけでなく、この本を訳してくださったユルゲン・シュタルフさん、応援してくださった方みなさんのおかげです。思い返せば文藝賞でデビューしたのが63歳、最近ようやく2作目も書きあがり、何事にも時間のかかる私ではありますが、改めてこれを励みに『おらおらでひとりいぐも』の主人公桃子さんと同様、おらはこれがらの人だ、まだ戦えると思って小説に精進したいと思っております。ありがとうございました。

訳者紹介 ユルゲン・シュタルフ(Jürgen Stalph)
1954年ドイツ生まれ。日本研究者、翻訳家。共著に『和独大辞典』(ドイツ語)。ドイツ語訳に安部公房『箱男』『燃えつきた地図』『カンガルー・ノート』、太宰治『人間失格』、いとうせいこう『小説禁止令に賛同する』、町田康『くっすん大黒』、吉村萬壱『ボラード病』、谷崎潤一郎『鍵』など多数。ドイツ在住。
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木村紅美さん『あなたに安全な人』が第32回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞しました。
この賞は、毎年変わるひとりの選考委員によって選ばれるもので、今年の選考委員はロバート・キャンベルさんです。

詳細・選評はこちら


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