皮肉な視点が癖になりそうなミュリエル・スパークの『あなたの自伝、お書きします』(河出書房新社)の刊行を記念して、スパーク・ファンの作家、藤野可織さんを京都からお迎えし、訳者の木村政則さんとのトークイベントを行ないます。
イベント: 2016年7月の記事一覧
皮肉な視点が癖になりそうなミュリエル・スパークの『あなたの自伝、お書きします』(河出書房新社)の刊行を記念して、スパーク・ファンの作家、藤野可織さんを京都からお迎えし、訳者の木村政則さんとのトークイベントを行ないます。
河出書房新社130周年記念企画
「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義
作家と楽しむ古典
第6回「好色一代男」
講師:島田雅彦
☆日時...8月16日(火) 18:30開場 19:00開演
☆会場...ジュンク堂書店池袋本店4階喫茶にて。
☆入場料1,000円(ドリンクつき)
☆定員...40名
☆受付...ジュンク堂書店池袋本店1階 案内カウンターにて。電話予約承ります。 TEL.03-5956-6111
2014年11月に刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)。
1月から第2期(12巻)の刊行が始まったのを機に、3月より好評既刊の古典新訳を少人数でじっくりと読み解く連続講義が始まりました。
新訳をてがけた作家に、古典作品と新訳について、その難しさ・楽しさなどたっぷりと語っていただきます。
第6回の講師は、第11巻『好色一代男/雨月物語/通言総籬/春色梅児誉美』収録の「好色一代男」を新訳した島田雅彦さんです。
生涯で戯れた女性・3742人、男性・725人――色好みの男・世之介の一代記を描いた江戸時代の町人・井原西鶴の小説「好色一代男」。新訳者発表時からその訳に注目が集まった島田さんはこの物語をどのように新訳したのか、たっぷりと語っていただきます。
☆当日、島田さんとの意見交換も予定しておりますので、対象書籍(『好色一代男/雨月物語/通言総籬/春色梅児誉美』島田雅彦・円城塔・いとうせいこう・島本理生訳/河出書房新社刊)をご持参ください。
トークをより楽しんでいただけるよう、対象作品を読んできて、ご参加いただければ幸いです。
(書籍は当日店頭でもご購入できます。なお、サイン会は予定しておりません。)
☆ご参加の方から、事前に「好色一代男」および「日本文学全集」に関して感想・質問などを募集いたします。下記メールアドレスまでお願いいたします。
当日、いただいた感想・質問をトークで紹介させていただく場合がございますので、ご承知おきください。
【感想・質問の送付先】kouhou@kawade.co.jp
※メールの件名に「8/16イベント参加」の旨をご明記ください。
講師紹介
島田雅彦●プロフィール
1961年、東京都生れ。東京外国語大学ロシア語学科卒。1983年『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー。84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞、92年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞を受賞。著書に『ニッチを探して』『虚人の星』』など。現在「文藝」で新作「絶望キャラメル」を連載中。
★今後の「作家と楽しむ古典」連続講義の予定です。ご予約はイベントの約1ヶ月前より承ります。
第7回「春色梅児誉美」 講師:島本理生 ※8月7日頃よりご予約承ります。
日時:2016年 9月 7日(水) 19:00~
島本理生●プロフィール 1983年、東京生まれ。2001年、「シルエット」で群像新人文学賞優秀作を受賞。03年、「リトル・バイ・リトル」で野間文芸新人賞を受賞。15年、『Red』で島清恋愛文学賞を受賞。著書に『ナラタージュ』『アンダスタンド・メイビー』『よだかの片想い』『夏の裁断』『イノセント』など多数。
以降も続々開催予定。
野崎歓/渋谷哲也/夏目深雪/金子遊『国境を超える現代ヨーロッパ映画250』
ル・コルビュジエの現場での息吹・吉阪隆正が学んだもの
モダニズムの巨匠、建築家ル・コルビュジエは、晩年に名作〈ロンシャンの礼拝堂とその建築群〉を計画しました。早稲田大学ル・コルビュジエ実測調査研究会は2013年度より〈ロンシャンの礼拝堂とその建築群〉の継続的調査を行なっています。早稲田大学の研究チームは礼拝堂完成後初めて、《巡礼者の家》と《司祭者の家》の実測調査を行い、さらに昨年には研究会を立ち上げ、礼拝堂本体の実測調査に着手しました。本展覧会では調査により制作した実測図を公開すると共に、《ロンシャンの礼拝堂》(ノートルダム・デュ・オー礼拝堂)に残されている、現場でル・コルビュジエが実際に使用した貴重な青写真を展示します。施工当時の建築家の息吹や、ロンシャンの丘全体との対話を感じることができると思います。会期中には現場の様子に詳しいジャン-フランソワ・マテ氏をロンシャンより招いて、シンポジウムも行います。
ル・コルビュジエ 白石哲雄監訳『輝ける都市』7月下旬発売!
全国書店にてご予約受付中!
巽孝之著『プログレッシヴ・ロックの哲学 増補決定版』、文藝別冊「エマーソン・レイク&パーマー」の発売を記念して、プログレッシヴ・ロックを語り尽くすイベントを開催。
プログレを哲学し、プログレで文学・マンガを横断して、音楽批評に新たな地平を開く夜。
OPEN 18:00 / START 19:00
前売¥1600 / 当日¥1900(飲食代別)
前売券はローソンチケットで7/9(土)発売
【出演】
難波弘之(ミュージシャン)
巽孝之(批評家)
岩本晃市郎(音楽批評)
吉留大貴(文筆業)
他
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