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2025年7月の記事一覧

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イスラエルとアメリカのイラン攻撃。中東の国際秩序が揺らぎ、世界情勢が不安定化するなか、各地で「自国民ファースト」を掲げる政治家が力を得ています。しかしその先駆けである米国のトランプ大統領には「国民のことすら考えていない」との批判が寄せられています。激動する世界で、よりよく生きるために必要な思考とは。「自国民ファースト」で見えなくなるものとは。
同志社大学グローバル・スタディーズ研究科の中東研究者とともに、最新情勢を踏まえつつ、未来世代のために書かれた『国境って何だろう? 14歳からの「移民」「難民」入門 』に依拠しながら考えます。


【申込方法】
7/11(金)12:00までに下記URLよりお申し込みください。
オンラインご参加の方は、前日夜にZoomリンクをお送り致します。


主催・問い合わせ先
お問い合わせ:同志社大学グローバル・スタディーズ研究科 
Tell: 075-251-3930 E-mail: ji-gs@mail.doshisha.ac.jp

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王谷晶『ババヤガの夜』(The Night of Baba Yaga/翻訳:サム・ベット)が英国推理作家協会主催が主催する、ミステリー/犯罪小説に贈られる文学賞 ダガー賞(翻訳部門)を受賞しました。
本賞の日本人受賞は初めてのことです。

ダガー賞は1955年に創設された賞で、ミステリの文学賞としては米エドガー賞と並ぶ世界最高峰の賞と言われています。その中のひとつである翻訳部門(Dagger for Crime Fiction in Translation)は、英語以外の言語で書かれ、英国で出版された、英語翻訳作品に対して授与される賞で、作者・訳者の両名に贈られます。

これまで日本語で書かれた作品からは
2016年:横山秀夫『64(ロクヨン)』(訳:Jonathan Lloyd-Davies)
2019年:東野圭吾『新参者』(訳:Giles Murray)
2022年:伊坂幸太郎『マリアビートル』(訳:Sam Malissa)
の3作が最終候補に残りましたが、いずれも受賞は逃していました。


『ババヤガの夜』内容紹介
お嬢さん、十八かそこらで、なんでそんなに悲しく笑う――。暴力を唯一の趣味とする新道依子は、腕を買われ暴力団会長の一人娘を護衛することに。拳の咆哮轟くシスターハードボイルド!

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河出文庫
著者:王谷晶
仕様:文庫判/並製/208ページ
初版発売日:2023年5月9日
税込定価:748円(本体価格680円)
ISBN:9784309419657
装画:寺田克也
解説:深町秋生

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