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2026年1月の記事一覧

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2023年10月7日のガザ一斉蜂起とそれを奇貨としたイスラエルによるガザへの大規模攻撃は、アメリカが主導するその後の和平計画の矛盾とともに、いまもなお世界を震撼させています。

この世界史的悲劇の根本的な原因はどこにあるのか? イスラエル・パレスチナ現代史研究の世界的第一人者イラン・パペ氏が、この問いに正面から向き合い、できる限りシンプルに答えた『イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する』が河出新書より刊行されました。

イスラエル生まれのユダヤ人であるパペ氏は、膨大な公文書・資料に基づき、シオニズムが当初から内包してきた植民地主義性と、イスラエルによるジェノサイドの歴史を批判的に検証してきた歴史学者です。本書はこれまでの氏の研究成果を土台にしつつ、パレスチナ/イスラエルの基礎的な歴史をコンパクトにまとめ、世界に投じたものです。

本書の刊行を記念し、パレスチナをめぐる思想史の研究や翻訳紹介に尽力され、本書の監訳を務められた早尾貴紀氏と、ブラック・ディアスポラを研究する中村隆之氏をお招きしトークイベントを開催します。ガザで起きている現実から植民地主義の現在地まで、じっくりお話しいただきます。ニュースの背後にある歴史と構造を理解するための絶好の機会となるはずです。ぜひご参加ください。

【登壇者プロフィール】

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早尾貴紀(はやお・たかのり)
1973年生まれ、東京経済大学教授。パレスチナ/イスラエル研究、社会思想史研究。ヘブライ大学客員研究員として2002-04年(第二次インティファーダ期)に東エルサレム在住、その間に西岸地区、ガザ地区、イスラエル国内でフィールドワーク。著書に『イスラエルについて知っておきたい30のこと』(平凡社)、『パレスチナ/イスラエル論』(有志舎)、『ユダヤとイスラエルのあいだ』(青土社)ほか。共著に『残余の声を聴く』(明石書店)ほか。訳書にジョー・サッコ『ガザ 欄外の声を求めて』(Type Slowly)、イラン・パペ『パレスチナの民族浄化』(田浪亜央江との共訳、法政大学出版局)、サラ・ロイ『ホロコーストからガザへ』『なぜガザなのか』(ともに岡真理、小田切拓との共訳、青土社)ほか。

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中村隆之(なかむら・たかゆき)
早稲田大学法学学術院教授。フランス語圏文学、環大西洋文化研究。著書に『カリブ-世界論 植民地主義に抗う複数の場所と歴史』(人文書院)、『エドゥアール・グリッサン』(岩波書店)、『野蛮の言説』(春陽堂書店)、『第二世界のカルトグラフィ』(共和国)、『環大西洋政治詩学』(人文書院)、『ブラック・カルチャー 大西洋を旅する声と音』(岩波新書)ほか。共訳書にルイ・サラ=モランス『黒人法典』(明石書店)、エドゥアール・グリッサン『カリブ海序説』(インスクリプト)ほか。

日時
2026年1月28日・19:30-21:00

主催・問い合わせ先
本と珈琲の店 UNITÉ
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絲山秋子さんの2年ぶりとなる新刊『細長い場所』が河出書房新社より刊行されました。
個であることをやめるとき。名前も記憶も肉体も失って、気配や残像となったわたしたちの心は最後に誰と、どんな旅をするのか――。不穏で不思議な物語の刊行を記念して、著者の絲山秋子さん、本書の装画を担当した画家のオーライタローさん、同じく装幀を担当した装幀家の岡本洋平さんをお招きし、トークイベントを開催いたします。
作家は自著の装幀をどのように考え、何を求めるのか?
画家は物語から何を読み解き、どのように作画するのか?
装幀家は小説と画家のどの部分を繋ぎ、具体的なかたちに落とし込むのか?
『細長い場所』の造本は、並製+スリーブ函入りという一般的な純文学作品ではあまりみかけないかたちをしています。それぞれの創作の裏側を語り合い、重なり合うことを通じて、造本そのものが物語のもうひとつの入り口になっている本作の魅力に迫ります。この機会にぜひご参加ください。

*オンライン視聴チケットもございます。詳しくはチケット販売ページをご確認ください。

【登壇者】
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絲山秋子(いとやま・あきこ)
小説家。1966年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、住宅設備機器メーカーに入社し、2001年まで営業職として勤務する。2003年「イッツ・オンリー・トーク」で 文學界新人賞、2004年「袋小路の男」で川端康成文学賞、2005年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、2006年「沖で待つ」で芥川龍之介賞、2016年『薄情』で谷崎潤一郎賞を受賞。著書に『逃亡くそたわけ』『ばかもの』『妻の超然』『末裔』『不愉快な本の続編』『忘れられたワルツ』『離陸』『小松とうさちゃん』『夢も見ずに眠った。』『御社のチャラ男』『まっとうな人生』『神と黒蟹県』『細長い場所』など。
X: @akikoitoyama

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オーライタロー
画家。1963年、宮崎県宮崎市生まれ。1988年、武蔵野美術大学大学院油絵専攻修了。1999年より古茂田杏子氏に銅版画を学ぶ。2014年よりおおらいえみことの夫婦美術団体「生賴制作所」として活動。2021年、『たてもの放浪記』刊行。
X & Instagram: @oraitaro

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岡本洋平(おかもと・ようへい)
ブックデザイナー。1967年埼玉生まれ、1991年、東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。同年、平凡社入社。1997年より岡本デザイン室を主宰。1995年『ケルムスコット・プレス』(平凡社)の装幀で、また 2018年『中世ふしぎ絵巻』(ウェッジ)の装幀で、日本書籍出版協会の造本装幀コンクールにて受賞。近年のデザインとしては『12か月の本』シリーズ(国書刊行会)など。

日付・時間
2026年1月23日(金)

イベントURL
9784309631998.jpg人間は生物や機械とどのように違うのでしょうか。このテーマで書いた拙著の決定版として「対話篇」の形式を基にして、「小説」に仕立てました。私にとって初めての体験です。物語と対話を通し、自然科学として言語の説明を目指す「言語脳科学」の観点から、現状の人工知能の限界など、さまざまな問題を取り上げています。人間の脳を鍛え、教養力を引き出すのに役立つヒントについてお話します。(著者・記)

日付・時間
2026年1月31日(土)13:00~14:30

主催・問い合わせ先
朝日カルチャーセンターお問合せ(メール)

イベントURL

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