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お知らせ: 2025年1月の記事一覧

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「紀伊國屋じんぶん大賞2025 読者と選ぶ人文書ベスト30」が発表され、福尾匠著『非美学』が第1位に選出、見事大賞を受賞しました。

『非美学』は、哲学者・批評家として、いま最もその動向が注目される福尾匠氏が芸術と哲学との関係に迫ったドゥルーズ論=批評論。自身の博士論文を約3年の歳月をかけリライトし、確かな手つきで磨き上げた氏の"主著"と呼ぶにふさわしい渾身の一作です。

「紀伊國屋じんぶん大賞」は、紀伊國屋書店スタッフの「読者の皆さまと共に優れた人文書を紹介し、魅力ある『書店空間』を作っていきたい」という思いから立ち上げられ、開催は今年で15回目となります。

今回の選出作品を一挙展開する「紀伊國屋じんぶん大賞 2025」フェアは、2025年2月1日(土)から紀伊國屋書店各店舗にて開催予定。選考委員および読者からの推薦コメントを掲載した小冊子が店頭にて配布されます。
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安堂ホセ著『DTOPIA(デートピア)』が、第172回芥川龍之介賞を受賞いたしました。
鈴木結生さんの「ゲーテはすべてを言った」(小説トリッパー秋季号)と2作同時受賞となります。

『DTOPIA』は、恋愛リアリティ―ショー「デートピア」を舞台に繰り広げられるスリリングかつ、重層的なストーリーを予測不能な角度から描き切った、自他ともに認める最高傑作。
昨年10月、第46回野間文芸新人賞候補作にも選ばれ、選考委員各氏より高い評価を得た、著者第3作です。

第59回文藝賞を受賞したデビュー作『ジャクソンひとり』(第168回/2022年下半期)、第2作『迷彩色の男』(第170回/2023年下半期)に続く、3作、3年連続での芥川賞候補入りで、ついに栄冠を射止めました。

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