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本採用は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

「契約社員/編集補佐」を募集します。


業務内容:編集補佐(データ入力、電話対応、コピー、書籍発送等)
応募資格:PC 操作必須 ※Mac尚可
雇用形態:契約社員(最長3年)
勤務地 :東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2
勤務時間:9:30~17:30
時  給:1,300円~(昇給あり)
待  遇:交通費全額支給、昼食補助制度あり、社会保険完備、保養所あり
休日休暇:土曜・日曜・祝日、年次有給休暇、5月1日、夏期休暇、年末年始休暇
応募方法:下記書類をご郵送下さい。
     A.自筆履歴書(市販A4見開きA3判・写真貼付・メールアドレス必須)
     B.職務経歴書
応募先 :〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2
     (株)河出書房新社「契約社員募集K」係 宛に郵送
応募締切:2020年10月11日(日) ※当日消印有効
選考:書類選考のうえ、10月19日頃応募者全員に結果を通知。
   通過者は10月26日(月) に面接予定。
選  考:書類選考
      ↓
     面接(1回)
      ↓
     採用
*応募書類は必ず郵送して下さい。当社への直接持参は受け付けできません。
*応募書類は返却いたしませんのでご了承下さい。


詳しくはリンク先の要項をよくお読みになり、奮ってご応募ください。
「文藝」2020年冬季号 227頁 第57回文藝賞の選考委員・磯崎憲一郎氏による選評「小説の自己生成」で、編集過程上のミスが生じ、脱落がございました。下記にて脱落部分(4段落目太字箇所)を含めた原稿全文を掲載させていただくとともに、磯崎氏をはじめとした関係者の皆様、及び読者の皆様へご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。


選評 磯崎憲一郎

「小説の自己生成」

 世間一般に、素朴に信じ込まれているだけではなく、プロの書き手の中にも勘違いしている人をときどき見かけるのだが、小説とは、作者の思想信条や問題意識を披露する場ではないし、溜め込んだ苦悩を吐露するための媒体でもない、具体性を積み上げることで自らの外側に広がる世界を照らし出し、作品という形で現前させる言語芸術なのだ----という同じ内容は、本誌二五二ページに掲載されている「文藝賞原稿募集」の選考委員からの言葉として書いた通りなのだが、今回の最終候補作三作の中で、作者の側ではなく、小説の側を立ち上げ、実現しようとしていると感じられたのは、藤原無雨「水と礫」の一作のみだった。

 この小説には、「1」「2」「3」という三つの章が反復されるたびに、物語と人物、風景が重層的に、多面的に、より広い視野と時間の幅をもって描かれることによって、小説が自ら立ち上がり、増殖し始めるかのような、まるで「小説の自己生成」を目の当たりにしているような感動がある。「小さなドクロの置物、羊皮紙色の地球儀、みっちりとペンが押し込まれた寄せ木細工のペン立て......朱肉ケースは三種類並べられていて、どれも指紋がべたべた付いていた。木造りの立派なティッシュケース、これで指についたインクを拭うのだろう」「ホールと違って色のない、高いところについた凹凸ガラスには、西日が差していた。それらが厨房のあらゆるものを照らしたり、影に落とし込んだりしていた......影の中には、棚の下に並ぶ大きな中華鍋。水切りのザル。積み重ねられた何種類もの白い皿。使い込まれた黒いステーキ皿」短いセンテンスで、具体性をぎっしりと隙間なく積み上げてゆく手際の良さには、惚れ惚れとさせられる、こういう丁寧な描写を忍耐強く書ける作家が、プロの中にもどれほどいるだろうか?

 言葉の選び方が的確なので、〝決め〟のフレーズも鮮やかだ。「冷徹なものが遠いと暢気だった」「ノスタルジーがすべて過去に結びついたものでないことを察するくらいには、コイーバは敏感な青年だった」一定の速度で淡々と進む語り口と、文章の乾いた質感は、『百年の孤独』を思わせる部分もあり、私はじっさい本作を読みながら、「牧師」と「ほのか」夫妻に始まり「ロメオ」に至る六代の家系図まで描いたのだが、読み手に家系図を描きたくさせる小説が悪かろうはずがない。本品中に七箇所ある、「1」の冒頭部分の書き手視点の記述が必要かどうかは意見の分かれるところだと思っていたが、選考会で村田委員から出された「この作者のやりたいことを応援したい。挑戦を評価したい」という意見に気づきを得た、「やりたいこと」「挑戦」の決意表明と考えるならば、この書き手の視点部分もまた、本作には不可欠であるに違いない。

 小砂川チト「かわいい標識魚のためのバイエル」は、書き様によっては面白く書けたかもしれない題材を、言葉を尽くさずに、横着して知識に逃げたことによって台無しにしている。「兄さんと黄さんの命の価値は、この場所ではいまや比べようもないほど、天文学的にかけ離れていたのだから。兄さんが帰ってくると言われれば、ふたりはなんらためらいなく、黄さんを殺しただろう」一尾のブリの命を、人間よりも優先するというこの異常さに至るまでの経緯、変化をもっと言葉を尽くして書かないと、小説として立ち上がらない。水槽越しに語り手と見つめ合った「兄さん」が、「ひとつ、ぷかりとバブルリングをつくってみせ」る場面など、上手い描写もところどころあるのだが、やはりそれらも知識に頼って書かれているように見えてならない。ラストの父親からの説教は凡庸過ぎる。

 新胡桃「星に帰れよ」は欠点の多々見られる作品なのだが、中でも致命的だと思ったのは、この書き手は「場」や「空間」が全く書けていない。「兄貴」と「俺」が「モルヒネ」母子に遭遇する居酒屋の場面でも、「向こうのテーブル」という一言があるだけなので、両者の位置関係が定まらない、店を出る「モルヒネ」を「俺」がどのような形で追い掛けたのかが分からない、公園の場面も距離感がないし、父親との会話がどこで交わされたのかも分からない、これでは小説は立ち上がらない。「日常はこんなにも愛おしい」「煮えたぎるような思い」といった紋切り型の表現を無防備に使ったり、父親をあっけなく死亡させたりするご都合主義的な展開も問題なのだが、島本委員から出された意見の中での、「公園、学校といった限られた範囲だけでも、小説として成立させてしまう」ような、十代の書き手しか持ち得ない熱量と楽観には、何か抗しがたいものを感じて、優秀作とすることには賛同した。

このたび、92311時に弊社基幹システムにおいてトラブルが発生し、全国の書店様より承っていたご注文データの一部が消失してしまいました。ご注文をくださった書店様には多大なるご迷惑をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます。

つきましては、下記に該当すると思われる書店様は、お手数をおかけして恐縮ですが、再度ご注文いただきますようお願い申し上げます。


101日以降刊行予定の新刊をすでにお電話、FAXおよび取次樣経由にてご発注の書店さま

既刊の客注品、店頭補充分をお電話でご発注され、未だ入荷されていない商品がある書店さま

既刊の客注品、店頭補充分を911日以前にFAXでご発注され、未だ入荷されていない商品がある書店さま


1. 主な新刊および受注数の多い既刊につきましては、別紙再注文用紙.pdfをご用意しておりますので、あわせてご活用ください。再注文用紙.pdf

2. 取次経由での自動発注システムならびに弊社のWeb受注システムWINBでのご発注については問題がなく、順次出荷しておりますので再手配には及びません。

3. 弊社担当者宛にメールでご発注いただいたものにつきましては、控えがございますので 再手配には及びません。

4. 9月12日以降にFAXでご発注いただいたものにつきましては、控えがございますので 再手配には及びません。

5. 万が一、商品が重複して入荷した場合は、返品入帳させていただきます。

※6 ピーナッツ全集のお客様定期注文については、控えがございますので再手配には及びません。

※7. 電話、FAXともに9月23日以降のご発注については問題なく、順次出荷しておりますので、再手配には及びません。


今後このようなトラブルを未然に防ぐため、社を挙げて再発防止に徹してまいります。また、ご迷惑をおかけした書店さま、読者のみなさまには、良書の刊行とサービスの向上に全力を尽くし、信頼を回復してまいる所存です。どうか今後とも変わらぬお引き立てをいただきますよう、お願い申しあげます。


【問い合わせ先】

河出書房新社営業部

TEL 03-3404-1201FAX 03-3404-6386

メールsales@kawade.co.jp


コメント 2020-08-12 170615.jpg
本採用は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございます。


河出書房新社は正社員募集を行います。以下要項をよくお読みになり、奮ってご応募ください。


「正社員/編集経験者」募集

業務内容:書籍編集業務(ノンフィクション、新書、サイエンス、人文・歴史、文芸 書、実用書、翻訳書等)
応募資格:編集経験3年以上、即戦力として働ける方
雇用形態:正社員
勤務地:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2
勤務時間:9:30~17:30(10:00~18:00・10:30~18:30の勤務も可)
給与:当社規定による
昇給・賞与:昇給 年1回、賞与 年2回
諸手当:住宅手当、家族手当、交通費全額支給、昼食費補助制度あり
休日休暇:土曜・日曜・祝日、年次有給休暇、5月1日、夏期休暇、年末年始休暇、慶弔休暇 他
福利厚生:社会保険完備、保養所あり、リフレッシュ休暇制度あり


応募方法:下記書類3点をご郵送下さい
A.自筆履歴書(A4見開きA3判・写真貼付・メールアドレス必須)
B.職務経歴書(これまでに手掛けた企画と内容詳細)
C.入社後に手掛けたい書籍の企画書3本


応募先:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2
(株)河出書房新社「編集経験者募集係」宛
応募締切:2020年9月22日(火・祝)※当日消印有効
選考:書類選考の上、10月2日頃応募者全員に結果を通知、
通過者は10月8日に面接予定


採用の流れ:
書類選考
面接(3回)
採用
※応募書類は必ず郵送して下さい。当社への直接持参は受け付けできません
※応募書類は返却いたしませんので予めご了承下さい

採用ページはこちら。

■お電話での対応について
営業部代表電話【03-3404-1201】は、 8月3日(月)より 平日11:00から16:00の受付対応とさせていただきます。それ以外の時間帯につきましては、下記お問い合わせ窓口へお願いいたします。

■営業部へのお問い合わせ窓口
・書店様用メールアドレス

・書店様専用受注サイトWINB

・書店様用FAX【03-3404-6386/03-3404-0338】

・読者、その他の皆様用メールアドレス


※メール件名欄にご用件を簡単にご記入ください。
※ご返信にお時間を頂く場合がございます。ご了承ください。
※政府の対応いかんによって変更する場合があります。弊社HPにて随時更新いたしますので、お手数ですがご確認ください。
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8月20日(木)明治記念館にて、選考委員・磯﨑憲一郎氏、島本理生氏、穂村弘氏、村田沙耶香氏により、第57回文藝賞の選考会がおこなわれました。
その結果、受賞作は藤原無雨(ふじわら・むう)「水と礫(れき)」、優秀作は新胡桃(あらた・くるみ)「星に帰れよ」に決定いたしました。
今回、応募総数は2360作(第56回は1840作)。賞開始以来最多の応募総数となりました。

受賞作・選評・選考経過、受賞の言葉は、10月7日(水)発売の「文藝」冬季号に掲載されます。

尚、授賞式につきましては、11月中旬、明治記念館にて執りおこないます。

受賞者には、正賞として記念品、副賞として受賞作には50万円、優秀作には20万円が贈られます。


【作品・作者紹介】
【受賞作】
「水と礫(れき)」藤原無雨(400字×274枚)
藤原無雨(ふじわら・むう)
1987年、兵庫県姫路市生まれ。32歳。埼玉県在住。
マライヤ・ムー名義の共著『裏切られた盗賊、怪盗魔王になって世界を掌握する』がある。

【内容紹介】
お前の中には、誰かの見た風景が詰まってる。
誰かの中にも、お前の風景がある。

東京でのドブ浚いの仕事中の事故をきっかけに生まれ故郷へと戻ったクザーノは、弟分である甲一の後を追い、砂漠のむこうにあるという幻の町へ、ラクダのカサンドルを従え旅立った----砂漠の熱で身体を灼くのだ、それしか、この身に染み込んだ東京の水分から自由になる方法はない。 父のラモン、祖父のホヨー、息子のコイーバ、孫のロメオ。何度でも回帰する灼熱の旅が、一族の目にしたすべての風景を映しだす。時代を超え砂漠を超え、無限の魂の網の目が、いま、この瞬間に訪れる。
繰り返されるイメージが壮大なスケールを描きだす一大叙事詩。


【優秀作】
「星に帰れよ」新 胡桃(400字×100枚)
新胡桃(あらた・くるみ)
2003年、大阪府生まれ。16歳。現在高校2年生。東京都在住。 

【内容紹介】
勝手に諦めんな。
「価値観が違うから仕方ない」なんて、浅いんだよ。

16歳の誕生日をひとり深夜の公園で迎えた真柴翔。好意を寄せる早見麻優に告白する練習をしているところに現れたのは、"モルヒネ"というあだ名で呼ばれるクラスメイトの女子。軽快なおしゃべりの傍ら、何の気なしに真柴が「お前おもしれーな」と言うと、「ごめん、その褒め方やめて」と硬い声が返ってきて----。シリアスなことが苦手で自分を軽薄に保ちたい真柴、自身の美点を理解し器用に立ち回る麻優、神様を求めながらも揺るがない自分の正義を探すモルヒネ。
高校生たちの傲慢で高潔な言葉が、彼らの生きる速度で飛び交い、突き刺さる。

8月25日に搬入発売を予定しておりました、「完全版 ピーナッツ全集」の第9回配本(毎月2冊配本・第3巻及び第8巻)につきまして、昨今の新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けまして、刊行を遅延させていただく事となりました。

【第7回配本】
『完全版 ピーナッツ全集 3』(ISBN978-4-309-62903-2)
『完全版 ピーナッツ全集 8』(ISBN978-4-309-62908-7)
変更前:8月25日搬入発売 → 変更後:8月31日搬入発売


 楽しみにお待ちくださっている定期購読者様にご案内をいただいている書店様には、多大なるご迷惑をおかけ致します事、心よりお詫び申し上げます。
今後の状況を注視しながら、本全集をお届けできるよう全力で取り組んでまいりますので、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。


以降の刊行スケジュール予定はこちら

2020年9 月下旬搬入発売  
『完全版 ピーナッツ全集 9』 (ISBN: 978-4-309-62909-4)
『完全版 ピーナッツ全集 10』(ISBN: 978-4-309-62910-0)

2020年10月下旬搬入発売
『完全版 ピーナッツ全集 21』(ISBN: 978-4-309-62921-6)
『完全版 ピーナッツ全集 22』(ISBN:978-4-309-62922-3)

2020年11月下旬搬入発売
『完全版 ピーナッツ全集 23』(ISBN:978-4-309-62923-0)
『完全版 ピーナッツ全集 24』(ISBN:978-4-309-62924-7)
『完全版 ピーナッツ全集 25』(ISBN:978-4-309-62925-4)

ご不明な点がございましたら、弊社営業部まで、お電話またはメールにてお問い合わせください。
電話番号:03-3404-1201 (平日11時~16時)
メールアドレス:sales@kawade.co.jp
〇お電話での対応について
営業部代表電話【03-3404-1201】は、7月1日(水)より平日10:30から17:30の受付対応とさせていただきます。それ以外の時間帯につきましては、下記お問い合わせ窓口へお願いいたします。

〇営業部へのお問い合わせ窓口・書店様用メールアドレス

・書店様専用受注サイWINB

・書店様用FAX【03-3404-6386/03-3404-0338】

・読者、その他の皆様用メールアドレス

※メール件名欄にご用件を簡単にご記入ください。
※ご返信にお時間を頂く場合がございます。ご了承ください。
※政府の対応いかんによって変更する場合があります。弊社HPにて随時更新いたしますので、お手数ですがご確認ください。
■在宅勤務の一部実施
2020年6月30日(火)までの平日9:30-17:30 

■お電話での対応について
営業部代表電話【03-3404-1201】は、 6月1日(月)より 平日11:00から16:00の受付対応とさせていただきます。それ以外の時間帯につきましては、下記お問い合わせ窓口へお願いいたします。
編集部代表電話【03-3404-8611】は、お電話いただいても対応が難しい状況です。できるだけメールにてお問い合わせいただきますようお願いいたします。

■営業部へのお問い合わせ窓口
・書店様用メールアドレス

・書店様専用受注サイトWINB

・書店様用FAX【03-3404-6386/03-3404-0338】

・読者、その他の皆様用メールアドレス

■編集部へのお問い合わせ窓口

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※ご返信にお時間を頂く場合がございます。ご了承ください。
※政府の対応いかんによって変更する場合があります。弊社HPにて随時更新いたしますので、お手数ですがご確認ください。

81tIuwrDS3L.jpg6月27日 『モダニズム・ミステリの時代 探偵小説が新感覚だった頃』が第20回本格ミステリ大賞 【評論・研究部門】を受賞しました。 全選評は「ジャーロ」No.73 Kindle版に掲載されます。

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